徒然日記 その121

久しぶりに風邪をひいてしまった。昔はよくひいたけれど、このところレコーディングやLIVEが続いていたので、やはり良い意味での緊張感のせいか、「おっ、来たか」と思ってもなんとかギリギリで切りぬけることが多かった。ま、一説によると風邪をひくことで次の季節に備えての体の準備が出来るとも言うらしいから、今晴れて僕は冬モードの体を手に入れたって訳だ。「さあ、雪でもヒョウでも降って来い。」
U.G.F.~が終わってからもう10日かー。つい4~5日前だったような気がするのにね。今回も楽しかったな。西山くんの新しいテクニックに対する真面目な探求心やギターにかける情熱は、皆にも充分伝わったと思うし、いつもながら隣で観ていても痛快だった。"Signal Fire"でのソロの完コピを二人でユニゾるのはとても楽しい。"Speed King"の掛け合いの時に見せたあの両手を駆使したヤン・ハマー的プレイもとてもGoodだ。今度教えてもらおうかな。
もう一人のギタリスト、要くんも凄かったね。歌にギターに喋りに本当どれをとっても凄かった。笑い事ではないんだけれど、尿管結石の話は爆笑だった。ギタープレイも僕がよく知ってる80年代の頃のスタイルとは違い、ストラト&謎のオランダ製のアンプで生々しいワイルドなプレイを聴かせてくれた。ヴォーカルに関しては前々から定評はあったが、スタレビ・ファンの人達もまさか要くんがあそこまでツェッペリンやパープルを歌いこなせるとは思っていなかったに違いない。いやいや僕らも余りの見事さに、リハの時にも皆で拍手を送ったほど。
リズムセクションは岡本、渡辺直樹の"Horizon"コンビ。直樹くんとはあのレコーディング以来初めて会う。あの頃(1980年)はチョッパーでビンビンだったが、今は6弦ベースにシンセ・モジュールを繋ぎ、癒し系のアルバムを作って活動しているという。しかし、今回の為に当時のプレイをセルフ・コピーしてくれていたのには感激だった。その懐かしい二人と一緒に「まず再現は無理だろう」とLIVEで演奏するのを諦めていたタイトル曲"Horizon"を演奏できたのは、思い入れのある曲だけに、自分にとっても涙ウルウルもの。あの10分を超える大作で、E-bowを巧みに操ってくれた西山くんとアルペジオ他を担当してくれた要くんにもこの場を借りてもう一度お礼を言いたい。そして今回も観に来てくれた沢山のお客さんにも「どうもありがとう。」次は1月くらいにやろうと思っています。また新鮮なセッションが届けられると思うので、楽しみに待っていて下さい。僕もとても楽しみにしています。


2002年10月16日