徒然日記 その128

11月3日に行われた松江でのBOWWOWライブ、本当に何年振りだったんだろう?MGのあっちゃんが何ヶ月も前から企画してくれ、それを僕の同級生や店の常連さん達が一所懸命サポートして出来たライブ。ポスターを貼ってくれたり、チケットを売ってくれたり、開場のテルサは滅多にコンサートには使用しないホールで、何と当日椅子を並べてくれたのも、皆僕の友達だった。もう感謝してもしきれないくらいにありがたかった。正直言って、開場に着いた時に「えっ!」と一瞬我が目を疑ってしまったP.A.や照明の数...。サウンド・チェックの最中にも、客席に居た昔のバンド仲間に「ソロとか聞こえてる?」と訊くと全員が首を横に振る。照明もまるで信号機のようだ...。果たしてこれで満足行くライブが出来るのかどうか本番直前まで心配で心配で楽屋の空気も沈んでいた。しかし、そんな暗い気分が一転したのは、始まる直前、ステージの袖に着いた時だった。まだ客電も落ちずBGMも流れているというのにBOWWOWを求める大きな手拍子と歓声。「おー!凄いよー!」何かメンバー全員一気にパワーを貰ったような気がした。ライブが始まってからは、それが更にエスカレートして行く。10年以上振りに観る人や初めての人も多いはずなのに、まるで皆BOW歴25年といったタイミングで手拍子や拍手を入れてくれる。素晴らしいお客さん達だ!ステージ上のライトの数なんてもう関係ない、P.A.の人もパワーアンプのリミッター(保護回路)をOFFにして頑張ってくれた。不思議な事に心配していた表の音も、本番は全く問題なかったらしい。とにかくバンドとお客さんが全てパーフェクトに噛み合った最高のライブとなったのだ。やはり人だね、人のパワーって凄い!「ありがとう!」バンドやスタッフも最高の笑みを浮かべながらステージを降り、その夜の打ち上げ開場、金魚姫でのブルース・セッションも、朝4時半まで音と笑顔が絶える事はなかった。松江の人達、「だんだん(方言でありがとうの意)」。  


2002年11月25日