徒然日記 その314

レトロな一日。


先日、都電(荒川線)というものに初めて乗った。大塚駅から巣鴨新田までの一駅だけだったけれど、まるで昭和にタイムスリップしたかのよう。出発時のチンチンというベルの音で「あ、そうか。チンチン電車ってこれだったんだ~」としっかり納得。小振りな椅子、一斉に同じ方向へと揺れる吊皮、年季を感じさせる窓から見える景色も、普段車の中から見るのとは全く違って見える。


巣鴨新田駅から徒歩で津軽三味線の演奏会が開かれる会場へと向かう。意外な程の道の狭さが子供時代を思い出させてくれる。
会場に着き、靴を脱いでいると階上から三味線の音が漏れ聴こえてきた。木造でナチュラルな響きの部屋に生の三味線の響きがとてもマッチして雰囲気も演奏も素晴らしかった。


演奏終了後、友人達と近くのCafé(喫茶店?)に入った。たまたま目に付いて入っただけのお店だったが、壁に飾られたママの肖像画や数々の調度品がこれまたレトロな雰囲気を醸し出し、一杯一杯丁寧に入れてくれるコーヒーやカップのセンスもとても良かった。


まだまだ東京にもこういう街は沢山残っているんだろうな。路地裏探索も楽しそう。
この日は、ちょっとした旅を楽しんだような、そんな気分にさせてくれる一日でした。


2010年6月1日