徒然日記 その315

先週の土曜日、高3になる息子の高校の文化祭に呼ばれて演奏してきた。最高に楽しかった!
僕の母校の松江南高の40周年の時もそうだったが、ロック・ギタリストを学校挙げてのイベントのゲストに呼んでくれるなんて本当に時代は変わったものだと思う。
僕が高校生の頃は、エレキギターを持っているだけで不良のレッテルを張られるような時代、長髪もなかなか許されず茶髪なんてとんでもなかった時代。反抗的だった僕は髪も切らずギターを手放すこともしなかった。音楽が僕の唯一の心の支えであったからだ。
そんな僕が全校生徒と全先生達の前でおしゃべりも交えて40分×2のステージをやる。Voyagerでスタートし、ドラマーの息子とはDog Fightでこれでもか(笑)というくらいの掛け合いをし、吹奏楽部の皆さんとまずは木管と一緒にAve Maria、その後は吹奏楽部50名と宝島やエルクンバンチェロ等3曲をPlay。さすがに全国制覇を何度も果たしている名門校だけあって、統制のとれた素晴らしい演奏はプロ並みだった。
70年代のバンドはDeep Purple始め色んなバンドがオーケストラと共演して来た。僕もいつかはそういう機会を...とずっと願っていたが、それが叶った日でもあった。目の前に指揮者と言うのは何とも新鮮! 
先生方も僕と近い世代だったり、実は元ロック少年という方も何人かおられて「まさかこういう日が来るとは!」とか本当に喜んで貰えたようだったがそれは僕も同じ(笑)。
朝9時半スタートのステージなんて生まれて初めてだし、全校生徒が着席してのLIVE、もっと固い雰囲気かなと思っていたけれど、皆さんとても温かく受け入れてくれて本当に嬉しかった。


LIVE終了後も中庭で繰り広げられる生徒達の歌やダンスや演奏をたっぷり楽しんだけど、みんなの物おじしないサービス精神豊かなパフォーマンスは素晴らしく、それを支える仲間達の反応も最高!みんないいね~。


こんな滅多にない機会を与えてくれた先生方と大きなパワーをくれた生徒達に大感謝。
思えば「やってみなきゃわからないだろ!」と、とにかく何でも行動に移してきた結果が今の僕を生み出した。それは誰にでも当てはめていい事ではないかもしれない。しかし好きな事をとことん追求し、失敗も重ねてきたけれど、今こうして幸せな気持ちでギターを奏でることが出来る。音楽を通してそんな人生から少しでも何かを汲み取ってもらえていたらいいなと思った。


一生の思い出に残る貴重な体験だった。


2010年6月8日