徒然日記 その176

しばらく振りです。このところ毎朝6時ごろまでスタジオにこもってレコーディングしていて、なかなか徒然を書くというとこまで手が回らずにこんなに日が経ってしまった。
いつもながらひとりっきりでやっているとさすがに時間がかかる。特に新しい作品に取りかかる時は、マイキングを変えたりいろいろ試行錯誤しながらやるので、もしより良いサウンドが見つかると、もう既に録り終えたものでももう一度全部やり直したりするから、どうしてもスローペースになってしまう。でもようやく今回のアルバムの基本サウンドがみつかったので、これからは多少ペースアップ出来そう。
ところで今午後3時なんだけど、ワインを飲みながらTVでスヌーカーを観ているとこ。ロンドンにいた時代はよくこんな感じでこの時間を過ごしていた。スヌーカーはビリヤードの一種で物凄く大きなテーブルを使い、赤玉とカラーボールを交互に入れて点数を競うゲーム。あの頃は、そのゲームにすっかりはまってしまい、スヌーカー・クラブの会員にもなり、ニイミやギターテクだったGlennとよくプレイしていた。しかし仲間内のエイトボールとかでは、次の人が打ちづらくなるようなところに手玉をおくと皆からブーイングされるけど、このスヌーカーではそういうショット、つまり意地悪をすると会場から大拍手が起きる。これがイギリス人の国民性かー!~なんてもちろんそれも勝負における重要な作戦だし、他のボールの陰になって直接狙えないような状態にすることをこのゲームの名前であるスヌーカー(Snooker)と呼ぶのだからしょうがない。ともかく静かに厳かに流れていくこの時間を日本に居ながら楽しめるのは嬉しい。

そういえば誕生日からもう一月以上経ってしまったけど、プレゼント贈ってくれたりサイトにメールを送ってくれた皆さん、遅ればせながらどうもありがとう。しかし48歳がまだまだこんな感じだなんて想像もしてなかったな。子どもの頃は、もっともっと老け込んでおじいさん一歩手前みたいなイメージあったもんね。でもそういうふうに感じられるのは幸せなことかも。
ロンドン時代にまだ17歳の天才少年だったスティーヴン・ヘンドリーもいまやスヌーカー界では大御所。自分に降りかかる時の流れを残酷と取るのか穏やかに受け止めるのかは、きっとその人の生き方で決まるんだろうな。今の自分は今でしか味わえないとてもスペシャルなものなんだよね。


2004年4月28日